女性が企画、日本酒「福がある」 飲みきりサイズも、県南酒販

 
「福がある」の200ミリリットルと女性社員ら

 福島県南酒販(郡山市)の女性社員が「日本酒ファンを増やそう」と女性目線で企画立案した純米吟醸酒「福がある」の出荷作業が24日、会津美里町の末廣酒造博士蔵で行われた。取り組みは2年目で、より親しみやすいように度数を下げ、新たに飲みきりサイズの200ミリリットル入りを製造した。27日以降、県内のスーパーや酒販店で扱う。

 福があるは、同社と末廣酒造が「女子会商品企画プロジェクト」として製造。企画メンバーはリーダーの田村茜さん(32)、熊島なつきさん(29)、比佐春菜さん(30)、木田紗也香さん(27)の4人で、末廣酒造嘉永蔵で昨年12月の洗米作業から始まり放冷、仕込みなどの作業にも携わってきた。

 ターゲットは日本酒初心者や同世代の女性で、華やかな香りとスッキリとした味わいで初心者にも飲みやすいように仕上げている。原料米や酵母は、すべて本県産にこだわり、ボトルはワイン型で、思わず手に取りたくなるデザインにした。聞き取り調査により、度数は昨年の14.5度から13.5度に変更。香りや味わいが失われないように調整した。

 また、「一回で飲みきりたい」という言葉を受け、従来の500ミリリットル入りに加え、200ミリリットル入りも用意した。500ミリリットルはクリアカートンに入れ、200ミリリットルはラッピングしてリボンを付けた。田村さんは「改良を加え、より日本酒初心者や女性に寄り添えたと思う」と話した。

 500ミリリットルは税別1300円で1200本、200ミリリットルは税別650円で500本を出荷する。問い合わせは福島県南酒販営業部(電話024・932・3251)へ。