福島大の学生と、バッグなどを手掛けるサマンサタバサジャパンリミテッド（東京都）が協力して造った日本酒「福ぽんしゅ２０２０」と、日本酒に合うバウムクーヘン「ふくしまピーチバウム」が６日、東京都墨田区の「サマンサタバサアニバーサリー東京スカイツリータウン・ソラマチ店」などで発売された。

　日本酒になじみのない若い世代が手に取りたくなるようなかわいい日本酒を造ろうと昨年４月にスタートしたプロジェクト。福島大生と同社社員が酒米栽培や醸造、パッケージデザインの考案などに関わり、福島市の金水晶酒造店の協力で完成させた。バウムクーヘンは同市のバウムラボ樹楽里の協力で製造、福島市産モモの主力品種「あかつき」をイメージした。

　同ソラマチ店では発売記念イベントが行われ、学生とサマンサタバサ社員らが商品のＰＲと販売を実施。女性客から「かわいい！　これが日本酒なの？」と驚きの声が上がっていた。

　８日午前１０時からは福島市の中合福島店、同日午後３時から県観光物産館で、学生とサマンサタバサ社員による店頭販売を行う。

　日本酒は３０００本限定で、５００ミリリットル１８００円。バウムクーヘンは単品３００円（税抜き）、４個セットは１４００円（同）で、いずれもなくなり次第販売終了。

　販売店舗次の通り。

　６日発売＝サマンサタバサアニバーサリー東京スカイツリータウン・ソラマチ店、日本橋ふくしま館ＭＩＤＥＴＴＥ、蝋燭屋▽８日発売＝福島大生協、中合福島店、県観光物産館、バウムラボ樹楽里、和風料理絹の里