いわき『ハタチ酒』発売 大学生「酒造り貴重な体験」

 
いわきハタチ酒プロジェクトに参加した大学生ら

 いわき市内外の20歳前後の若者が酒造りを体験する「いわきハタチ酒プロジェクト」は23日、同プロジェクトで醸造した日本酒「ハタチ酒」を発売した。

 完成披露会が22日、同市平の居酒屋柏谷屋で開かれ、参加者が手作りの酒の出来栄えを確かめた。

 同プロジェクトは、市内の酒販店でつくる実行委員会が日本酒の魅力を知ってもらおうと企画。市内外の大学生ら15人が昨年5月~今年2月、本県オリジナル酒米「夢の香」を使った酒造りに挑戦し、田植えから収穫、日本酒の仕込みまでの工程を体験した。

 披露会では、醸造に協力した太平桜酒造(同市)の大平正志社長が、出席した参加者にハタチ酒を贈った。同市の矢野真美子さん(茨城キリスト教大3年)は「酒造りの貴重な体験ができた。お酒は飲みやすくておいしい」と話した。

 ハタチ酒は、市内7店で販売している。価格は720ミリリットル入り1540円、1800ミリリットル入り3080円。取扱店次の通り。(かっこ内は電話、市外局番0246)

 あわのや酒店(22・3311)酒のいとう(64・8289)酒のまるとみ(54・4345)さわきや(21・5200)タイヘイ酒店(43・2077)丸伊酒店(22・2487)矢吹酒店(22・3223)