『大後悔』しないで!飲酒運転『御法度』 相馬署特製ラベル瓶

 
飲酒運転防止へ向け相馬署が飲食店に配布する一升瓶用のラベル

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う休業要請解除を受けて飲酒運転増加が懸念されることから、相馬署は29日、啓発を目的とした一升瓶用ラベルを製作した。

 ラベルは2種類で、飲酒運転「御法度」、「大後悔」と銘柄名を付けた。管内の飲食店で日本酒の瓶などに貼って置いてもらい、注意を促す考えだ。

 県内では外出自粛に起因すると考えられる飲酒運転の摘発が増加し、同署管内でも4、5月と立て続けに飲酒運転関連の事故や摘発があった。飲食店の再開や飲酒機会が増える夏の到来でさらなる増加が考えられ、署員がラベルのアイデアを考えた。

 ラベル裏面には飲酒運転の罰則内容も記載している。同署は「『御法度』の飲酒運転で今の生活を失い『大後悔』してほしくない」と訴える。志村智之交通課長(41)は「福島には優秀な日本酒銘柄がたくさんある。交通ルールを守って楽しく飲んでほしい」と話した。