福島県産の日本酒...フランスへ テロワージュふくしま試験事業

 

 本県の質の高い食材や料理、酒の魅力を発信している「テロワージュふくしま」実行委員会は、県産日本酒をフランスへ輸出するための試験事業に乗り出す。パリを舞台に、レストランで県産酒を試験的に提供するほか、小売店でも試験販売し、市場開拓を目指す。

 フランスは日本酒の関心が高く、需要も増えているという。実行委は昨年度、パリで開催した展示会で県産日本酒の試飲やアンケート、パリのレストランのシェフとの意見交換を実施。アンケートのうち、購入意欲については、93%が「購入したい」という回答で、県産日本酒に対する高評価を実感した。

 本年度は、ミシュラン一つ星のレストランを含む2軒のレストランで約1カ月、県産日本酒やリキュールを提供する。また、日本に関心の高い現地の人が多く訪れるパリ日本文化会館や鮮魚店で試飲・販売を行う。パリの鮮魚店の多くには、魚に合うワインを販売するコーナーがあり、このコーナーを活用し、刺し身などとの相性をPRする。これらの取り組みを通して、継続的な輸出・販売につなげるのが目的。