吟醸酒・開當男山、純米酒・天明など知事賞 福島県秋季鑑評会

 
純米酒の部で香りや味を確かめる審査員

 県酒造組合の県秋季鑑評会は9日、会津若松市で開かれ、最高賞の知事賞に吟醸酒の部は開當男山(渡部謙一、南会津町)、純米酒の部は天明(曙酒造、会津坂下町)、煌(きらめき)酵母の部は真実(豊國酒造、会津坂下町)が選ばれた。

 鑑評会は毎年、春と秋の2回開かれている。今回は吟醸酒の部に94点、純米酒の部に59点、煌酵母の部に7点が出品された。井原信二仙台国税局鑑定官室主任鑑定官、日本酒研究家の松崎晴雄さん、鈴木賢二県ハイテクプラザ会津若松技術支援センター副所長ら13人が審査員を務め、香りや味などを確かめた。

 知事賞の表彰式は12月に開催する「金賞酒の夕べ」の席上、行われる予定。日程、場所は調整中。