第1弾「酒かす」使った商品開発! 無印良品と福島学院大連携

 

 福島学院大は良品計画(東京都)が展開する生活雑貨店「無印良品」と連携した商品開発に取り組む。第1弾として、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を受け、避難先の山形県で酒造りを行っている浪江町の老舗酒造会社「鈴木酒造」の酒かすを使った商品作りを始める。

 情報ビジネス学科2年生の授業の一環。10月から週1回のペースで商品作りについて話し合い、同社の担当者らが商品化に向けた方向性などをサポートする。

 授業を担当する同大の木村信綱教授は「酒かすは食品や化粧品など幅広い用途がある。学生ならではの視点を生かして商品化したい」と話した。