「会津清酒」味や香り確認!若松で審査会 28蔵元から54点出品
会津地域の蔵元でつくる全会津清酒活性化委員会と会津清酒品質保証審査委員会は9月29日、会津若松市の会津若松酒造協同組合で会津清酒品質審査会を開き、審査員が味や香りなどを確かめた。
会津清酒の品質向上を目的に、年4回実施している。今年は新型コロナウイルスの感染拡大で6月に予定されていた審査会が中止となったため、今年2月以来の開催となった。今回は28蔵元から普通酒と純米酒計54点が出品された。審査委員会の佐藤哲野委員長(大和川酒造店)、県ハイテクプラザ会津若松技術支援センターの鈴木賢二副所長、仙台国税局課税第二部鑑定官室の武藤彰宣室長らが出品酒を口に含んで審査した。
基準を満たした普通酒には「会津印」のステッカーが貼られる。このほか、審査結果は各蔵元に伝えられる。佐藤委員長は「コロナ禍で酒蔵が厳しい中でも、会津清酒の品質をしっかりと向上させたい」と話した。
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