県内3蔵元が入賞 女性専門家が選ぶ酒、世界ワインコンクール

 

 世界の女性ワイン専門家が審査する国際的な品評会「第14回フェミナリーズ世界ワインコンクール2020」で、福島県の3蔵元が入賞した。日本のSAKEとWINEを愛する女性の会が2日、結果を発表した。

◆大七酒造、曙酒造、奥の松酒造

 大七酒造(二本松市)の「生梅酒 極上品」が日本リキュール部門の金賞を受賞。

 今年から日本酒の部門が新設され、大七酒造の「真桜(まさくら)」と「螺鈿(らでん)」が純米吟醸部門、曙酒造(会津坂下町)の「天明 掌玉(しょうぎょく) mellowness reborn 純米大吟醸 氷温3年熟成」が熟成酒部門で金賞に輝いた。

 奥の松酒造(二本松市)の「奥の松 純米大吟醸」は純米大吟醸部門の銀賞に入った。

 世界11カ国から計4470点の出品があり、女性のソムリエや醸造家ら約600人が審査した。国産ワイン、リキュール、日本酒は176点のうち、50点が金賞、6点が銀賞となった。