宮泉銘醸・會津宮泉純米酒が最高賞 国際的な日本酒コンテスト

 
トロフィーに輝いた「會津宮泉純米酒」を手に受賞を喜ぶ宮森専務

 国際的な日本酒コンテスト「インターナショナル・サケ・チャレンジ2020」の審査結果が10日、ホームページで発表され、純米部門で、宮泉銘醸(会津若松市)の「會津宮泉純米酒」が最高賞「トロフィー」に輝いた。トロフィー授賞式は来年2月の予定。

 コンテストは、国際市場での日本酒への理解や認識を向上させ、販売促進につなげようと実施されている。14回目となる今年は、日本人審査員6人が外観、香り、味わい、総合的印象などを評価した。

 「大吟醸・吟醸」「純米大吟醸」「純米吟醸」「純米」「普通酒」「古酒」「プレミアム」「発泡酒」の各部門で金賞21点、銀賞40点、銅賞35点を選び、金賞のうち8点をトロフィーに決定した。県内からはトロフィー(金賞)に1点、銀賞に2点、銅賞に6点が入賞した。

 「會津宮泉純米酒」は、フルーティーな飲み口と、しっかりとした甘さとこくが特徴。特約店で販売されている。同社の出品酒は、純米大吟醸、純米吟醸の両部門でも入賞した。宮森大和専務(41)は「国際的な大会で評価され、報われた思い。世界のトップを目指した酒造りを追求したい」と喜びを語った。