川内産ワイン・日本酒の活用へ結束 村民有志が地域活性化団体
川内村の村民有志は10月30日、村産のワインや日本酒を活用し地域活性化を図る団体「かわうち酒宴(さかもり)会」を設立した。
東日本大震災後、村内ではソバを使ったビールや村のコメで仕込んだ日本酒が開発され、来年2月ごろには村が産地化を進めるブドウを使ったワインが完成する。村の新たな魅力となった「酒」をキーワードに交流人口の拡大や地域活性化につなげようと、村づくり会社などが発起人となり同会を設立した。
30日に設立総会が村内の飲食店で開かれ、会長に井出茂村商工会長を選んだ。事業計画として、首都圏で村の酒をPRすることや交流会の開催などを決めた。井出会長は「来年初めて完成するワインを盛り上げていきたい」と話した。
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