県は１日、１５年をかけて開発した県のオリジナル酒米「福乃香（ふくのか）」を題材にした県産日本酒のＰＲ動画を公開した。日本ソムリエ協会長で「ふくしまの酒マイスター」を務める田崎真也さんらが出演、柔らかな甘みや繊細さ、酸味が調和した豊かな味わいを紹介している。動画投稿サイト「ユーチューブ」の県公式チャンネルなどで視聴できる。

　田崎さんによる魅力解説に加え、県内各蔵元の技術指導に当たる県ハイテクプラザ会津若松技術支援センターの鈴木賢二副所長が開発秘話を披露。福乃香の特徴や魅力、本県でしか造れない日本酒づくりに懸ける関係者の思いを３分４９秒の動画に詰め込んだ。

　県によると、ユーチューブの県公式チャンネルには１月３０日現在で１７５０本の動画を掲載。チャンネル登録者数１万３１４２人、動画再生回数３２２６万８５２５回となっている。