純米大吟醸「富岡魂」完成 内堀知事に報告、町産・福乃香使用
富岡町のまちづくり会社「とみおかプラス」の大和田剛代表理事らは3日、県庁を訪れ、内堀雅雄知事に町産米を使った純米大吟醸酒「富岡魂」の完成を報告した。
町内で営農を再開した農家が栽培した県のオリジナル酒造好適米「福乃香(ふくのか)」を使用。二本松市の人気酒造の協力を得て仕込んだ。ラベルの文字は「旅する書道家」として知られる郡山市在住の千葉清藍さんが手掛けた。
大和田代表理事は富岡魂のネーミングについて「先人の魂を受け継いでいこうという思いを込めた」と紹介。内堀知事は「子どもたちの声がにぎやかな町になるよう、皆で杯を重ねながら頑張っていきたい」と述べた。
佐々木邦浩事務局長が同行した。富岡魂は生酒と火入れの2種類あり、価格はいずれも720ミリリットル入り2300円。とみおかプラス事務局で限定販売されている。問い合わせはとみおかプラス(電話0240・23・6919)へ。
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