画面越しに「乾杯」 5月16日オンライン酒まつり

 
酒まつりで提供する1人分セットのイメージ

 県酒造組合は5月16日、県春季鑑評会で知事賞などに輝いた蔵元の日本酒が味わえるイベント「どこでもふくしまの酒まつり」をオンライン形式で開く。同6日まで参加者を募集する。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、毎年4月に知事賞授賞式と同時開催している「春の新酒まつり」を見送り、代替イベントとした。事前に商品セットを代引きで届け、当日はビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を活用する。

 1人分セット(5000円)は300ミリリットル入り3本、4人分セット(1万8000円)は一升瓶3本と300ミリリットル入り1本の県産酒を提供する。300ミリリットル入り1本は知事賞を受けた豊国酒造(古殿町)または開當男山酒造(南会津町)の銘柄とする。特製おつまみ3品やご飯パック、オリジナルの清酒グラスなども付く。

 開催時間は午後3時~同5時。本県の蔵元を指導する県ハイテクプラザ会津若松技術支援センターの鈴木賢二副所長らが県産酒について語る。地酒や酒器などが当たる抽選もある。

自宅で気分味わって

 県酒造組合の東海林伸夫需要開発委員長(夢心酒造社長)は27日、「全国どこからでも参加できるので、自宅で福島気分を味わってほしい」とPRした。

 専用アドレス(dokodemo0516@gmail.com)に空メールを送ると、申し込みのひな型が返信される。問い合わせは県酒造組合(電話024・573・2131)へ。