二本松と本宮の日本酒で乾杯!二本松御苑で11月20日にイベント

 
三保市長(前列中央)に開催PRする安斎会長(同右から2人目)と太田支部長(同4人目)ら

 二本松、本宮両市の地酒の味わいを楽しむ「日本酒で乾杯2021イン二本松」は20日、二本松市の二本松御苑で開かれる。にほんまつ観光協会の主催、県酒造組合二本松支部の共催。

 例年、日本酒の日の10月1日に開催しているが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため会食型の開催を延期。県内の感染状況を踏まえて、ワクチンの2回接種を完了した県民200人に限定して開催する。開催は2年ぶり。

 参加するのは二本松市の大七酒造、奥の松酒造、檜物屋酒造店、人気酒造と、本宮市の大天狗酒造の5蔵元。従来のバイキング形式ではなく、各酒蔵のスタッフがテーブルを巡るワゴン形式で各蔵自慢の地酒を提供する。料理は折り詰め弁当で配布する。

 当日は午後5時30分から受け付けを開始し、午後6時に乾杯する。チケットは4000円。二本松商工会議所内のにほんまつ観光協会と各酒蔵で販売する。問い合わせは同協会(電話0243・24・5085)へ。

 接種完了者に限定

 にほんまつ観光協会の安斎文彦会長、県酒造組合二本松支部の太田英晴支部長(大七酒造)らは1日、二本松市役所を訪れ、日本酒で乾杯2021の開催を三保恵一市長に報告した。

 安斎会長は「ワクチンの2回接種者を対象にするなど感染対策を万全に開催する」、太田支部長は「安全開催のモデルになるようなイベントにしたい」と語った。三保市長は「二本松の誇りである日本酒を楽しみ、人の交流が深まることを期待する」と述べた。

 斎藤一哉檜物屋酒造店社長、伊藤滋敏大天狗酒造社長、佐藤隆人気酒造取締役営業本部長、佐藤章奥の松酒造第1営業部長らが一緒に訪れた。