恒例の冬限定新酒発売 浪江、鈴木酒造店「しぼりたて」

 

 浪江町の鈴木酒造店は12日、毎年恒例の冬季限定の新酒「磐城壽(いわきことぶき)季づくりしぼりたて」=写真=を発売した。

 「しぼりたて」は、同酒造店が東日本大震災後、事業を再開した山形県長井市で今秋収穫された酒造好適米「出羽の里」を使用。鈴木大介社長は「上品な甘さときれいな味わいが特徴」と話す。女性にも人気があり、年末年始の贈答用としても地域住民から支持されている。同酒造店が地域に届ける「冬の便り」だ。

 価格は720ミリリットル瓶が1100円、1800ミリリットル瓶が2095円。浪江町の道の駅なみえのほか、県内各地の取扱店で販売している。問い合わせは鈴木酒造店長井蔵(電話0238・88・2224)へ。