「俺の出番だ!」、ラベルに寅 南会津、国権酒造が辛口純米酒発売

 
発売が開始された辛口純米酒「俺の出番」

 南会津町の国権酒造は22日、来年の干(え)支(と)の寅(とら)にちなんだラベルが目を引く新商品の辛口純米酒「俺の出番」を発売した。

 同社で一番の辛口に仕上げ、すっきりとした飲み口と爽快な後味が特徴で飲み飽きない逸品となっている。こうじ米は山田錦、掛米は夢の香を使用し、アルコール分は15%、甘口や辛口を表す日本酒度はプラス6度、冷やか常温で味わうのがお勧め。

 同社の細井信浩社長は「一日に千里駆けるという虎のように力強く景気を持ち上げる縁起の良い商品になればうれしい」と期待を込めた。720ミリリットル詰め(1485円)を先行発売する。1・8リットル(2970円)は年内に発売予定。数量は2222本。化粧箱は付かない。

 本醸造の「俺の出番」も発売中。問い合わせは同社(電話0241・62・0036)へ。