「贈り物に活用を」女性社員企画 純米吟醸「福がある」29日発売

純米吟醸「福がある」を開発した福島県南酒販の女性社員たち
福島県南酒販(郡山市)が日本酒ファンを増やそうと開発した純米吟醸「福がある」は29日、発売される。女性社員のグループが「日本酒初心者や、20~30代の女性に飲んでほしい」と考え、末廣酒造博士蔵(会津美里町)と共同で製造した。
両社が協力して日本酒造りをするのは4年目。優しい甘み、すっきりとした味わいといった特長はそのままに、2種類の酵母を使って香り高く仕上げた。500ミリリットル入り1320円で、県内のスーパーや酒販店に計1630本を出荷する。
末廣酒造博士蔵で13日、出荷前の仕上げ作業が行われた。福島県南酒販の白石鮎美さん、木田紗也香さんは「バレンタインやホワイトデーの贈り物に活用してほしい」と話した。問い合わせは博士蔵(電話0120・22・4548)へ。
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