天海大僧正にちなんだ純米酒「随風」 会津美里観光協会が発売
会津美里町観光協会は、町出身とされ、徳川家康の側近として仕えた天海大僧正にちなんだ純米酒「随風」=写真=を町内5店舗で発売した。
随風は、天海が11歳で町内の龍興寺で出家した際に与えられた名前。日本酒は協会から依頼を受けた地元の白井酒造店が製造した。
酒米には会津産の五百万石を100%使っている。精米歩合60%、アルコール度数15度のやや辛口でさっぱりとした飲み口で、穏やかな香りが特徴。食中酒に向いているという。
720ミリリットル入りで1320円。町内の旭屋鈴木商店、長峯酒店、鈴木酒店、佐々木商店、ほっとぴあ新鶴の5店舗で販売している。
ラベルは2種類あり、いずれも天海大僧正顕彰事業委員会がデザインした。随風の署名の代わりである花押(かおう)も描かれている。問い合わせは町観光協会(電話0242・56・4882)へ。