豊作願いお田植え祭 花春酒造、秋には限定酒づくり、会津若松

 
コシヒカリの苗を1本ずつ丁寧に植える社員

 会津若松市の花春酒造は21日、同市神指町の水田でお田植え祭を行った。コメの豊作を願う神事を執り行い、社員がコシヒカリの苗を1本ずつ丁寧に植えた。

 同社は、地元のコメを使った酒造りをしようと田植えを行っており、今年で3年目となる。社員が約24アールの水田に苗を作付けした。

 10月ごろに稲刈りし、収穫したコメで限定酒を仕込む。限定酒は来年2月ごろに販売する予定。同社の新井田傳社長は「今年で田植えは3年目になった。これを契機に、酒造りを一層頑張ってほしい」とあいさつした。