「御酒飲帳」手にのんびり散策 喜多方、西会津の酒蔵で銘酒堪能

 
日本酒の香りや風味の違いを楽しむ参加者

 喜多方市と西会津町の酒蔵を巡り銘酒を堪能する「喜多方酒蔵探訪のんびりウォーク」は28日、各酒蔵などで開かれた。喜多方プレミアムブランド化推進委員会の主催。
 参加者には御朱印帳にちなんだ散策マップ「御酒飲帳」やオリジナルおちょこが配られ、気になる蔵元を徒歩やバスで巡った。

 参加者は、酒蔵を見学したり蔵元の話を聞いたりしながら、おちょこで日本酒を飲み比べ、奥深い味わいを楽しんだ。

 市内から参加した西川直登さん(29)、早紀さん(26)夫妻は「蔵ごとに味の違いがあり楽しい」と話した。栃木県の友人と白河から参加した加藤清行さん(55)は「日本酒好きにはたまらないイベント。12の蔵元全て回ります。仕込み水を試飲しながら日本酒を楽しめるのもうれしい」と満足そう。

 イベントは、参加者にワクチン2回接種済みの証明書か、3日以内の陰性証明書を受付時に提示するなど、新型コロナウイルス感染予防対策を実施して開催した。