日本酒「瞬香秀凍」発売、搾りたてと同じ状態 郡山・笹の川酒造
笹の川酒造(郡山市)は搾りたての日本酒を超急速冷凍した「瞬香秀凍(しゅんかしゅうとう)」シリーズを発売した。
搾ったばかりの日本酒を瓶詰めし、マイナス30度の液体で一気に冷凍させた。短時間で冷凍することで日本酒本来のうまみや辛み、酸味などの味わいを搾りたてと同じような状態で残せるという。冷蔵庫や常温で溶かして飲む。同社によると、超急速冷凍酒の発売は県内蔵元で初めて。
「笹の川 純米吟醸 生酒」「笹の川 大吟醸 原酒 生」「笹の川 純米にごり生原酒」の3種類があり、「笹の川 純米吟醸 生酒」(720ミリリットル)は冷凍代を含め2600円(税別)。同社のオンラインショップで販売しているほか、酒店で注文できる。
山口哲蔵社長と鈴木浩実営業部次長は「『凍眠(とうみん)』から目覚めた酒のフレッシュな味と香りを楽しんでほしい」と話している。問い合わせは同社(電話024・945・0261)へ。
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