極上の日本酒飲み比べ 二本松酒まつり、各蔵元の高級9銘柄

 
4酒蔵の銘酒の飲み比べを楽しむ参加者ら

 二本松市4酒蔵の銘酒を一堂に集めた「二本松酒まつり2022」は25日、同市の二本松御苑で3年ぶりに開かれた。日本酒を愛飲する市民ら約160人が各蔵元の高級銘柄などの飲み比べを楽しんだ。

 二本松商工会議所の主催。市内の地酒の普及とブランド化が狙い。新型コロナウイルス感染対策のために、各蔵元の9銘柄を1杯ずつ提供する形で実施。参加者も例年の半分に制限した。

 山口純一会頭が「蔵元が丹精した極上の酒を用意した。心ゆくまで堪能してほしい」とあいさつ。人気酒造の「人気一あわ酒スパークリング純米大吟醸」を乾杯酒とし、二本松物産協会長・清酒部会長の太田英晴副会頭の発声で乾杯した。

 この後、檜物屋酒造店が昨年の東北清酒鑑評会で最優秀賞を受けた「千功成大吟醸袋吊り」や、奥の松酒造の「奥の松純米大吟醸雫酒金之丞」、大七酒造の「頌歌生酛純米大吟醸雫酒」などが順々に出され、各蔵自慢の酒をじっくりと味わった。市内のワイナリーふくしま農家の夢ワインの赤ワイン「一慶」の試飲も用意された。抽選会も開かれ、各酒蔵の地酒がプレゼントされた。