全国熱燗コンテスト、最高金賞酒蔵表彰 人気酒造がダブル受賞

 
浜田さん(左)から表彰される遊佐社長(左から2人目)と佐藤社長(同3人目)ら

 温めておいしい日本酒の品評会「全国熱燗(かん)コンテスト2022」は12日、東京都の学士会館で最高金賞の表彰式を行った。本県の人気酒造(二本松市)と大和川酒造店(喜多方市)など受賞酒蔵をたたえた。

 人気酒造はお値打ち熱燗部門で「人気一純米吟醸クラシック」と「人気一旨辛口クラシック」がダブル受賞、大和川酒造店はお値打ちぬる燗部門で「純米辛口 弥右衛門」が選ばれた。

 人気の遊佐勇人社長、大和川の佐藤雅一社長がそれぞれ、今回から審査員代表を務める元日本酒造組合中央会理事の浜田由紀雄さんからトロフィーを受け取った。2022ミスSAKEの磯部里紗さんが介添えを務めた。

 ダブル受賞した遊佐社長は「上位5%しか受賞できないとても狭き門の最高金賞を初めてダブル受賞でき感無量だ」とコメントした。

 コンテストは今回14回目で、酒文化研究所や人気酒造などでつくる実行委員会の主催。4部門に897点の出品があり、うち46点が最高金賞を受賞した。