春をことほぐ純吟生原酒 榮川酒造、「立春朝搾り」予約受け付け

 

 榮川酒造(磐梯町)は立春の2月4日に搾り、その日のうちに予約者に届ける純米吟醸生原酒「立春朝搾り」を発売する。蔵元と酒販店の全国組織「日本名門酒会」の県内加盟16店舗で25日まで予約を受け付けている。

 春の始まりを新酒で祝い、無病息災や商売繁盛などを願うため毎年販売している。立春の朝に瓶詰めやラベル貼り、おはらいをして出荷し、同日中に各酒販店を通じて購入した人に引き渡す。日本名門酒会が企画するイベントの一環で、今年は全国43蔵で同様の酒を販売する。出荷は全国で28万本を超える見通しで、榮川酒造は1万本を製造する。

 立春朝搾りはフレッシュな味わいと華やかな香りが特徴。榮川酒造の斎藤昇営業企画室長・営業課長と酒類卸業森(郡山市)の森正明専務は「昨年はコメの出来が良く、酒造りは順調に進んでいる」と話した。

 720ミリリットル入り1980円。問い合わせは森(電話024・959・6615)へ。

 取扱店次の通り。

 あわのや酒店、さぎ酒店、麹屋商店(いわき)追分ワインブティックミディ、いちいリカーズ酒蔵(福島)クオーレ酒エクスプレス保原店(伊達)遠藤商店(二本松)勢州屋(本宮)鎌田屋、うすい百貨店(郡山)まつみや酒店(須賀川)山桜斎藤酒店(石川)白井酒店、有賀酒店(白河)酒やしもだいら(会津若松)お米とお酒まつもと(南相馬)