雪室で貯蔵...日本酒柔らかに 猪苗代の酒店、7月中旬から販売へ

雪室に日本酒を運び込む関係者
日本酒を雪に囲まれた低温の室の中で熟成させる貯蔵作業が14日、猪苗代町の酒店「リカーショップうかわ」で行われた。7月中旬に室から出し、販売を始める予定。
雪が詰まった店舗脇の雪室内は一年を通して室温2度、湿度約90%に保たれる。同町の稲川酒造店で造られた「特別純米無ろ過原酒」約千本を運び込んだ。約4カ月間、雪の中で熟成された「雪中貯蔵酒」は口当たりが柔らかく仕上がることから人気があるという。
一度火入れをしたものと生酒の2種類があり、昨年から貯蔵していた同銘柄の「2年もの」も計200本販売する予定。予約、問い合わせはリカーショップうかわ(電話0242・65・2226)へ。
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