「全国新酒鑑評会」24日審査結果発表 福島県、金賞10連覇なるか
酒類総合研究所(広島県)は24日、2022酒造年度(22年7月~23年6月)の日本酒の出来栄えを競う全国新酒鑑評会の審査結果を発表する。本県は都道府県別の金賞銘柄数で史上最多となる9回連続の「日本一」を達成しており、今年も記録を更新し10回連続の大台に乗るか注目される。
今年は全国から818点の出品があり、審査の予審は4月19~21日、決審は今月10、11の両日に同研究所で行われた。
本県は昨年、トップの17銘柄が金賞を受けた。新型コロナウイルス禍の影響で金賞選定がなかった20年を挟み日本一を続けている。
県物産館で飲み比べ
結果にかかわらず、県観光物産交流協会は24日午後5時から、福島市のJR福島駅西口にある県観光物産館(コラッセふくしま1階)で、金賞受賞酒の飲み比べ(2銘柄700円、3銘柄千円)を実施する。
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