濃厚「愛情たっぷりん」開発 鏡石・協力隊の小柳夫妻と岩瀬農生

 
「濃厚なプリンを楽しんでほしい」と話す小柳さん(後列左)と比呂さん(前列左)、岩瀬農高の生徒たち

 鏡石町地域おこし協力隊の小柳拓未さん(23)、比呂さん(24)夫妻と岩瀬農高の生徒たちは、GAP(ギャップ、農業生産工程管理)の国内認証「JGAP」を取得している同校産の鶏卵を使ったプリン「愛情たっぷりん」を共同開発した。15日に町内の「鏡石まちの駅かんかんてらす」で販売される。

 小柳さん夫妻と生徒たちは「GAP認証を受けた学校の生産物を使い、新たな6次化商品を作りたい」との思いから、1月ごろから商品開発に乗り出した。打ち合わせを進める中で、幅広い年齢層に楽しんでもらえるプリンの開発を決めた。

 15歳から料理の修業に出て、東京のイタリア料理店で副店長も務めた小柳さんが中心となり、試作と試食を約20回繰り返した。卵黄だけを使って濃厚な味に仕上げた。卵の風味を引き出すために黒糖のソースを合わせた。牛乳が苦手な人も楽しめるようにと牛乳味と豆乳味の2種類をそろえた。

 パッケージや商品名は生徒から案を募って決めた。町公式キャラクター「牧場のあーさー♪」や同校の校章を使い地元に密着したデザインとし、商品名には「愛情たっぷり育てた卵を味わってほしい」との願いを込めた。比呂さんは寄せられた案を基に、パッケージや広報用チラシを作製した。

 9日に町役場で商品発表会が開かれ、小柳さん夫妻と生徒たちが遠藤栄作町長らに商品をPRし、試食も行った。小柳さん夫妻は「自分たちと生徒さんの思いが詰まった良い商品ができた」、山田鈴香さん(生物生産科3年)は「味の濃厚さを広い年代の人に楽しんでほしい」と話した。

 プリンは250円で数量限定。15日以降もイベントなどに合わせて販売を検討している。問い合わせはかんかんてらす(電話0248・94・8110)へ。

220512news701-2.jpg小柳さん夫妻と岩瀬農高の生徒たちが開発した「愛情たっぷりん」