GAP認証野菜でサンドイッチ 県内セブン、安全安心を提供

 
県内のセブン―イレブンで販売が始まったGAP認証農場の野菜を使ったサンドイッチ

 コンビニ大手のセブン―イレブン・ジャパンは26日、県内で販売するサンドイッチの材料となる野菜の全てを、農産物や農作業の安全性を管理するGAP(ギャップ、農業生産工程管理)の第三者認証を取得した農場から仕入れる取り組みを始めた。パッケージに県が推進する「ふくしま。GAPチャレンジ」のマークを添え、認証農場の野菜を使った商品として消費者にアピールする。

 対象は県内の一部を除く422店舗で取り扱う「ミックスサンド」「シャキシャキレタスサンド」など8商品。ワンダーファーム(いわき市)のトマトやA―Plus(田村市)のレタスなど認証農場が生産した野菜を使う。

 本県は認証取得数が全国トップクラスを誇り、同社はこれまでも県内の店舗で認証農場の野菜を使ったサラダなどを提供してきた。サンドイッチの販売は県内で先行的にスタートし、今後エリアを拡大する。

 初日は、社員が福島市のセブン―イレブン福島駅前吾妻通店で商品をPRした。担当者は「GAPの認知度向上や安全・安心な商品の提供、持続可能な調達につなげたい」と述べた。