「減塩でもおいしい」 いわき・マルト開発、弁当3種類発売

 
弁当をPRする担当の市職員3人

 いわき市を中心にスーパーなどを展開するマルトは17日、同市が展開する減塩食普及プロジェクト「いわきひとしお」の協力商品として弁当3種を発売した。監修を担当した市の担当職員は「減塩でもおいしい弁当が完成した。ぜひ味わってほしい」と呼びかけている。

 同プロジェクトの協力商品第3弾で、同社のブランド商品「ふくふくデリ」第7弾として発売した。同社の総菜バイヤーと管理栄養士や薬剤師が監修、開発を担当。減塩のほか、心身機能が低下する「フレイル」の予防につながるたんぱく質を意識した品目を考案した。2月の「フレイル予防強化月間」に合わせ、PRしていく。

 販売を始めたのは、緑黄色野菜や大豆、乳製品など、10食品群全ての食材が入った「10食品群の味わいバランス弁当」(573円)、のみ込みやすいようとろみのあるあんかけにした「サバのとろっとあんかけ弁当」(486円)、たんぱく質を摂取できる「店内焼き上げ3種の焼き鳥重」(538円)の3種類。同市と茨城県の26店舗で取り扱う。