楢葉産サツマイモで商品23種類 マルトと浜通りの高校生が開発

サツマイモを使って開発した商品を手にする生徒たち
いわき市を中心にスーパーを展開するマルトと浜通りの高校生は、楢葉町産のサツマイモを使った商品を共同開発した。モンブランや焼き菓子、タルト、かき揚げなど23種類。28日から県内を中心とするマルトの店舗で販売される。生徒らが25日、松本幸英町長に完成を報告した。
同社と町は、町内でサツマイモを生産する「福島しろはとファーム」などと協力し、サツマイモの6次産業化を進めるプロジェクトに取り組んでいる。商品開発はふたば未来学園、小名浜海星、磐城桜が丘、磐城農の4校がマルトの職員と協力しながら進めてきた。
おいしさを伝え風評被害なくす
報告会には4校の生徒らが出席し、こだわった点などをアピールした。このうち、ふたば未来学園は星形の金平糖を開発。生徒らは被災地の復興を願い、商品名を「きぼうの星」と名付けた思いなどを説明した。同校3年の山内菜々さん(18)は「楢葉町のサツマイモのおいしさを伝え、風評被害をなくしていきたい」と語った。
試食した松本町長は「どれもおいしかった。これからも若い人の知恵や力を借りながら町の良さを発信していきたい」と話した。
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