食べ方いろいろ...修明高「修麺」 アレルギーの人にも、米粉素材

 
購入を呼び掛ける石川さん(右)と金沢さん

 修明高の生産流通科作物専攻班の生徒がアルファ電子(天栄村)と協力し、同校で栽培したコシヒカリを使用した米粉麺「修麺(しゅうめん)」を開発した。4月以降に一般向けに販売する予定。

 同校は所有する水田でコメを栽培している。文化祭などで一般向けに販売してきたが、同社が県産米を使ったグルテンフリーの米粉麺「う米めん」を製造していることを知り、商品開発への協力を依頼した。昨年秋から同社との打ち合わせを重ねた。

 修麺には精米麺と玄米麺の2種類があり、精米麺はクセがなく食べやすい仕上がりで、玄米麺はほのかに玄米の香りがするのが特徴という。冷麺やパスタなどに利用できるという。

 同校の販売実習の場で販売するほか、オンラインショップ「修明Online(オンライン)」でも扱う予定。精米麺と玄米麺のセット売りで500円。開発に携わった作物専攻班の石川悠雅さん(2年)と金沢響さん(同)は「小麦アレルギーの人でも食べられる仕上がりになった。さまざまな食べ方を楽しんでほしい」と購入を呼びかけた。