「スイーツ2種」好評 マルトで限定販売、ふたば未来中生開発

 
商品を販売する(右から)室井さん、山本あこさん、山本樹さん

 広野町のふたば未来学園中の生徒が、スーパーを展開するマルト(いわき市)と共同で開発した広野産ミカンを使ったスイーツ2種が1日、同市のマルト平尼子店で限定販売された。

 開発に参加したのは、同校3年の室井郁(かおる)さん、山本あこさん、山本樹(たつる)さんの3人。3人は授業の一環で昨年の4月から開発に取り組み、レシピやパッケージ、ポスターなどを同社と協力して考え、試食会を重ねて商品を作り上げた。

 販売した商品は、広野ミカンのジャムが入った「広野みかんオムレット」(431円)と、ミカンを丸ごと1個包んで焼き上げた「広野みかんがいっパイ」(431円)。店頭では生徒らが商品の特徴を紹介しながら販売した。

 リーダーの室井さんは「思っていた以上にお客さんが来てくれてうれしかった。広野町の魅力をもっと伝えていきたい」と話した。