食品ロス削減へ冷凍おにぎり ローソンが販売、11月20日まで

 
冷凍おにぎりの売り場イメージ

 ローソンは22日、物流の効率化や食品ロスの削減を目指し、常温で販売しているおにぎり6品を、冷凍して売り出す実験販売を本県の10店舗と東京都の11店舗で始めた。冷凍おにぎりは電子レンジで温めると、常温と同じ味で食べられる。11月20日まで。

 物流業界の人手不足が深刻化している現状に対応するため、同社は東京都の店舗で昨年11月に冷凍弁当を実験販売しており好評だった。今回は調査会社の調査結果で、全国で最もおにぎりを温めて食べるとした本県と、消費者の多い東京都の店舗で実験販売し、売れ行きなどを確かめる。

 おにぎりは特殊な技術で冷凍しているという。商品は「焼さけ」「鶏五目」「わかめごはん」などのりを使っていない冷凍に適したおにぎりで、価格は138~268円。県内では福島市など5市村の店舗で取り扱っている。県内の販売店舗次の通り。

▽いわき市=いわき上遠野店、いわき小浜町店、いわき四倉西店
▽郡山市=郡山西ノ内二丁目店、郡山希望ケ丘店、郡山日出山店
▽福島市=福島吉倉店、福島宮代前田店
▽二本松市=二本松油井福岡店
▽大玉村=大玉村大山店