食べて勝つ「いわき勝ち飯」 マルト×味の素×市が健康メニュー

 
(写真上)ヒラメとトマトのパン粉焼きなどの献立、(写真下)ネギとパプリカの豚肉巻きなどの献立

 いわき市などでスーパーなどを展開するマルトと食品大手の味の素、いわき市は3日、地元食材を使い、健康に配慮した献立「いわき『勝ち飯』」を発表した。

 献立は、常磐もののヒラメにトマトを使ったパン粉焼きと長ネギとツナのあえ物の組み合わせと、ネギとパプリカの豚肉巻きにツナとトマトのサラダを組み合わせた2品。いずれも、たんぱく質と野菜をおいしく食べられるという。

 「勝ち飯」は、スポーツ選手らの食事をサポートする味の素の知見を活用して地元自治体などと献立を作る取り組みで、県内2例目。味の素とマルト、市の3者は昨年10月から減塩食プロジェクトで連携しており、市内のマルト店舗で今月下旬まで献立紹介冊子を配布し、関連商品特設コーナーを設ける。

 同市で開かれたお披露目会では、マルトの安島浩社長と味の素東北支社の土屋由介支社長、内田広之市長が取り組み内容を説明した後、開発した献立を試食した。