喜多方ラーメン 冬ギフトに 喜一、ライバル製麺所2社共同開発

 
「感謝の一杯喜多方ラーメン喜一~奇跡の共演」を手がけた吉田代表(中央)と曽我社長(左)、蓮沼常務

 喜多方市の人気ラーメン店「喜一」と、地元2社のライバル製麺所がタッグを組んだオリジナル冬ギフト「感謝の一杯喜多方ラーメン喜一~奇跡の共演」がオンライン店や福島市の県観光物産館で販売されている。

 物産館から冬ギフトについて相談を受けた喜一の吉田満代表が「業者が力を合わせて喜多方の卓越した技術など発信できればいい」と、地元の曽我製麺の曽我高志社長、朝日屋食品の蓮沼高志常務に声をかけた。

 ギフトは日本海も塩、熟成みそ、熟成しょうゆ、淡麗sioの4種類のスープに2食ずつの計8食。麺は各スープに合わせてちぢれ麺や太麺などを選定した。

 喜一の吉田代表は「(製麺会社の)両社はスープのために新しい(製造)ラインを用意し、非の打ちどころのない麺を作ってくれた」と感謝する。価格は4960円。

 商品の購入はオンライン店「ふくふくマルシェ」、または県観光物産館で。問い合わせは同館(電話024・525・4031)へ。