飯舘産もち米「おこわおむすび」2商品 中通りのセブンで販売へ

 
あぶくまもちを使った「おこわおむすび」2商品

 飯舘村で生産された福島県オリジナル水稲糯(もち)品種「あぶくまもち」を使った「おこわおむすび」2商品が28日から、中通りのセブン―イレブン282店舗で販売される。12月25日まで。

 昨年に続く販売で、「舞茸(まいたけ)入り五目おこわ」(税抜き140円)と「赤飯おこわ」(同130円)。村公式キャラクター「イイタネちゃん」が目印。

 あぶくまもちは、東京電力福島第1原発事故により一時生産が途絶えたが、2021年から同村で栽培が再開された。今年の栽培面積は昨年の約70アールから2・3ヘクタールに拡大し、収量も約2680キロから約1万1370キロに増加、販売店舗と販売期間を増やした。

 あぶくまもち生産組合の青田豊実組合長と庄司久則副組合長は「自分たちが作ったコメでできた商品が店頭に並びうれしい。ぜひ味わってほしい」と話している。