各地域特産果物でジャム 農業高校5校生徒、24年1月中旬販売

 
生徒たちが開発した5つのジャム

 県内の農業高校5校の生徒が、信夫山(福島市)のユズや棚倉町産ブルーベリーなど、各地域特産の果物の魅力を生かしてジャムを作った。来年1月中旬に県庁で販売する。

 昨年に続いて2回目の取り組みで、今回は磐城農、相馬農、福島明成、岩瀬農、修明の5校が参加した。福島イノベーション・コースト構想推進機構と連携して商品を開発した。

 生徒はジャムの製造だけでなく、ラベルやキャッチコピーといった商品化に必要な要素を考えることで、6次化の過程も経験した。五つのジャムを詰め合わせて300セットを販売する。価格は1000円。