寄り添う活動継続を 民友愛の事業団、県内5団体に助成金

 
助成金を受けた(左から)坂本理事長、菅野理事長、斎藤代表

 福島民友愛の事業団は15日、福島市の福島民友新聞社で社会福祉推進事業助成金の贈呈式を行った。子ども食堂などを運営する県内の5団体に各20万円、計100万円を助成した。

 中川俊哉理事長(福島民友新聞社社長)が各団体の代表者に目録を手渡し「コロナ禍で運営に苦労があったかと思うが、人に寄り添い、手を差し伸べることは大事。地域に温かい光をともし続けてほしい」とあいさつした。

 各代表者による活動報告が行われ、NEXTしらかわの坂本学理事長は「子どもたちに料理をするすべを身に付けてもらおうと体験型子ども食堂を開いている。助成を受けてよりたくさんの人に広めていきたい」と謝辞を述べた。

 このほか、つなぐ舎の菅野秀樹理事長、子どもカフェたまごの斎藤真智子代表が出席した。

助成団体 

NEXTしらかわ(白河市)

 昨年4月に施設を開所し、子ども食堂や配食を通して子どもの居場所づくりに取り組む。毎月第1日曜日に開く子ども食堂では、料理をする力を付けてもらおうと子どもたちが自分たちで料理を作り、食事を楽しんでいる。

佐川商店福笑門―FUKUEMON―(郡山市)

 昨年4月に設立。共働き家庭の負担軽減のために桜ケ丘集会所で子ども食堂を開く。コロナ禍となりお弁当の配布に切り替えた。子どもたちに魚のおいしさを知ってもらおうと食材は魚が中心で、高齢者にも人気。

つなぐ舎(会津若松市)

 小学校教諭を退職した菅野秀樹さん、由貴子さん夫妻が2017(平成29)年に設立、19年4月に法人化。新型コロナウイルスによる休校期間は、昼食用の弁当配布を週3回に増やして対応した。プログラミング教室や季節の行事も開く。

のんびりキッチン(鏡石町)

 19年10月に設立し、地域コミュニティーの再生を目的に多世代交流型子ども食堂を運営。配食だけでなく工作教室や年中行事のプレゼント制作を行い、子どもや町民が交流できる場を提供する。岩瀬農高や岩瀬牧場も協力している。

地域のコミュニティ"場所づくり""巣づくり"子どもカフェたまご(福島市)

 18年に活動開始。コロナ禍で月2回の弁当配布に切り替えて活動。ひとり親世帯を支えるため、託児所に食材を届ける活動を開始するなど、活動の幅を広げている。