「手話」学び、交流の幅広げて 民友入門講座スタート

参加者が手話の基本を学んでいる講座
福島民友愛の事業団と県聴覚障害者協会の第28回民友手話入門講座は7日、福島市の福島民友新聞社で開講し、参加者12人が手話の基本を学んだ。講座は11月まで計10回開かれる。
初回は同協会の忍(おし)浩知さんが講師を務め、動物や道具、食事、果物の簡単な単語や「はじめまして」「ありがとう」などのあいさつ、自己紹介などの手話を教えた。参加者は実際に手を動かし、あいさつなどを手話で伝えることに挑戦した。
開講式では、吉田正勝会長が「聴覚障害者と出会ったときには手話を使ってサポートしてほしい」とあいさつした。同事業団の加藤隆史事務局長は「手話を学んでコミュニケーションの幅が広がることを期待したい」と述べた。