「小さな親切」運動県本部と、福島民友新聞社などでつくる読売グループ福島（ＹＧＦ）は、県内で２００９（平成２１）年度から継続してきたエコキャップ収集運動を８月３１日で終了しました。

　同運動は、ペットボトルのキャップを収集し、リサイクルで発生した利益の一部をワクチン代として寄付する取り組み。

　１５年度からは、連携するリサイクル業者から「世界の子どもにワクチンを　日本委員会（ＪＣＶ）」に直接、寄付してきました。しかし、リサイクル原料の需要低迷などで、連携業者を含め運動の継続が困難となったため、終了することになりました。

　同県本部によると、１９年度までの過去１０年間のエコキャップ累計回収量は約９７万２７７２㌔、約４８万６３８６人分のワクチンを世界の子どもたちに届けることができました。これまで多くの協力をいただき、ありがとうございました。

　同県本部とＹＧＦの運動は終了しましたが、エコキャップ収集を継続される場合は他の活動団体を紹介します。

問い合わせは福島民友新聞社総務部「エコキャップ係」（電話０２４・５２３・１１９５、平日午前９時～午後５時）へ。