中学生、新聞製作知る 福島民友新聞社で職場体験スタート

 
見出しの付け方について社員から説明を聞く中学生

 福島四中、西根中、北信中の2年生6人は2日、福島市の福島民友新聞社で職場体験をスタートさせた。4日までの3日間実施し、模擬取材や号外作製などを通して新聞社の仕事に理解を深める。

 働くことや地域について学ぶ、同市の「中学生ドリームアップ事業」の一環。初日は新聞ができる工程を紹介するDVDを見た後、編集局のフロアを見学。読みやすい記事のレイアウトや見出しの付け方などについて担当者から説明を受けた。午後からは同市の御倉邸で模擬取材を行った。

 参加した西根中の和田裕一郎さんは「新聞製作の裏側を見聞きでき、よい体験になった。模擬取材ではメモを取るのが大変で、新聞記者はすごいと思った」と感想を話した。6人は3、4日、原稿執筆やレイアウト、号外作製に挑戦する。