「国宝、映える」　いわき・白水阿弥陀堂でプロジェクションマッピング

　福島県いわき市の国宝・白水阿弥陀堂の建立当時の姿をプロジェクションマッピングで再現する「アミダナイト２０２５」が１４～１６日と２１～２４日に、同阿弥陀堂で行われる。堂内の壁や天井にハスの花など鮮やかな映像を投影し、極楽浄土の世界を表現する。１３日、報道陣や近隣住民らに公開された。

　テーマは「国宝、映える」。昨年好評だったことから同じ映像を採用した。天井には平安後期の建立時にお堂の天井に描かれていたとされる色彩を忠実に再現、両脇の壁はお堂から極楽浄土へ向かう物語を表現した。

　拝観料は中学生以上１０００円、小学生５００円。未就学児は無料。時間は午後５時～同８時半（最終受け付け同８時）。問い合わせは市観光振興課（電話０２４６・２２・７４７７、平日午前８時半～午後５時）へ。