カードゲームで「食育」 小学校向け教材、郡山の医師ら開発

 
食育モンスターのカード

 子どもに健康や栄養について考えるきっかけにしてもらおうと、郡山市を拠点とする起業家や医師、管理栄養士、教員らによるプロジェクトチームが、食育の小学校向けカードゲーム教材「食育モンスター」(通称・食モン)を開発した。同市の500人の子どもにカードセットを配布するために、3月15日午後11時までクラウドファンディングで資金を募っている。

 食モンは小学校5、6年の家庭科の学習指導要領に準拠して作られたカードゲーム。遊び方はさまざまだが、基本は1対1で対戦し、早くタマネギやニンジンなどの具材カードを集め、カレーや牛丼などの料理カードを召還できた方が勝ちとなる。

 カードはパワー(肉や魚)、バランス(緑の野菜)、エネルギー(穀物類)と色分けされ、裏面には食材に関する豆知識が書かれており、対戦しながら五大栄養素や三色食品群について学ぶことができる。また、キャラクターも「たまねぎナイト」や「あさか舞姫」など親しみやすくデザインされているのも特徴だ。

 教育アプリ開発会社プレイノベーション(郡山市)の菅家元志社長や、郡山ペップ子育てネットワーク理事長で菊池医院(同市)の菊池信太郎院長がプロジェクトチームの中心となって制作した。

 菊池院長は「子どものころの食育がその子の一生をつくる。食モンが興味を持つ第一歩になってくれれば」と期待。菅家社長は「学校でやると児童の反応がいい。多くの子どもに使ってもらいたい」と話した。

 クラウドファンディングの目標額は125万円。申し込みはホームページへ。