健康長寿に「100歳食」 楢葉出身・永山さん、食事の在り方解説

 
健康長寿に向けた食生活などを解説した永山さん

 食文化史研究家永山久夫さん(楢葉町出身)は25日までに、平田村中央公民館で講演した。「100歳食入門」と題して健康長寿に向けた食事の在り方を解説し「自分の健康を大切にすれば100歳まで生きるのは難しくない」と語った。

 永山さんは「健康長寿に大切なのは細胞を酸化させないよう生活をコントロールすること」と説明。

 納豆やみそ汁、卵、海藻、ニンニク、コーヒーなど身近な食材の栄養成分を解説しながら、認知症予防や健康長寿に向けた食事の取り方を解説した。

 ユーモアあふれる語り口で「笑うこと」の大切さにも触れ「人生は一度きり。平均寿命と等しくなるよう健康寿命を10年延ばそう」などと呼び掛けた。

 講演は道の駅ひらたなどが進める「平田村医食同源の郷」づくりプロジェクトの一環で行われた。