健康のまちづくりを 市町村長セミナー、知事が指標改善へ強調

 
首長らに健康のまちづくりを呼び掛ける内堀知事

 福島県内の市町村長を対象とした「健康長寿ふくしまトップセミナー」が6日、福島市で開かれた。内堀雅雄知事らが講演し、住民の健康増進を目指し「手軽に笑顔で続けられる健康づくりを呼び掛け、健康のまちづくりを進めてほしい」と訴えた。

 県や福島民友新聞社などでつくる官民一体の健康推進組織「健康長寿ふくしま会議」の企画。施策立案を担う自治体トップの健康意識を高め、住民への健康づくりの普及を図る。7月31日には企業トップ対象のセミナーも開催している。

 内堀知事は講演で「健康長寿の思いを一つに、厳しい健康指標を改善する。健康づくりは取り組めば必ず結果が出る」と強調。健康づくりの3本柱「食、運動、社会参加」を踏まえ、野菜を先に食べて余分な糖質や脂質の吸収を抑える食事法「ベジ・ファースト」の実践などを呼び掛けた。

 続いて福島医大健康増進センターの大平弘正センター長が「本県版健康データベース」の活用など健康課題の「見える化」による健康づくり事業を紹介。「社会全体が一体となった健康づくりの実践に向け、長生きを目指すまちづくりを目指してほしい」と述べた。

 セミナーには市町村長ら62人が出席。スマートフォン向け「健民アプリ」に搭載された運動動画を使った健康体操も行われた。