ゴルフで認知症予防 シニアスクール、いわきのコースでプレー

 
ゴルフによる認知症予防を体験した参加者ら

 ゴルフで認知症を予防する「シニアゴルフスクール」の最終レッスンは19日、いわき市勿来町の五浦庭園カントリークラブ(CC)で開かれ、いわき市を中心とする50~80歳代の14人がコースでプレーを体験した。

 有酸素運動を行いながら頭を使い、同伴者とコミュニケーションを図るゴルフは、認知機能低下の予防に効果があるとされている。スクールは10月31日から同CCで全8回開催。県プロゴルフ会の曲山正広会長が指導した。

 同市好間町の70代夫妻は「ゴルフはスコアを数えて頭を使ったり、周囲に気を配ったりする。コースの景色もきれい。家にこもっているよりは良いのではないか」と語った。

 修了式では、佐藤利幸県ゴルフ連盟支配人会長があいさつ。倉橋健治同連盟浜通りゴルフ場協議会長(同CC支配人)が、参加者に修了証書を手渡した。同連盟の主催、同協議会の共催、ウィズ・エイジングゴルフ協議会などの協力。