「健民アプリ」利用拡大へキャンペーン カード取得で賞品応募

 

 県は3月1~10日、健康づくりを目的としたスマートフォン向け「ふくしま健民アプリ」で賞品が当たるキャンペーンを展開する。一定ポイントをためると得られる「健民カード」の取得者が対象で、キャンペーンまでの約2カ月間でカード取得者を増やし、県民の健康意識の高揚につなげたい考えだ。

 県によると、アプリ利用者のうちカード取得者は9212人で、アプリをダウンロードしている3万3846人の27%にとどまる。カード取得者は県内1700店舗以上の協力店で特典を受けられるが、県は、こうしたカード取得による利点の周知が進んでいないことも背景にあるとみる。

 キャンペーンでは、期間中に1日6000歩を5日以上歩く(5日間は連続でなくても良い)ことで応募できる。アプリでは3000ポイントで「ノーマル」、6000ポイントで「シルバー」、1万ポイントで「ゴールド」、2万ポイントで「プラチナ」、5万ポイントで「ダイヤモンド」のカードを取得でき、キャンペーンではカードのランクに応じて賞品が変わる。

 県によると、「ノーマル」は〈1〉アプリ起動で5ポイント〈2〉健康チェックで15ポイント〈3〉歩数による獲得で80ポイント(100歩で1ポイント、1日最大8000歩)の〈1〉~〈3〉を約1カ月間継続すると取得できる。県は「この機会にアプリをダウンロードしてカードを取得してほしい」(健康づくり推進課)と呼び掛ける。キャンペーンの内容は「ふくしま健民カード」のホームページに掲載されている。

 賞品次の通り。

 ノーマル=県産米(15人)▽シルバー=県産牛(5人)▽ゴールド=県産品詰め合わせ(5人)▽プラチナ=県内温泉宿泊施設ペア宿泊券(1人)▽ダイヤモンド=国内温泉宿泊施設ペア宿泊券(1人)