市民健康づくり、専門職がサポート 新年度にいわきゆったり館

 

 いわき市は新年度、同市常磐湯本町の健康・福祉プラザ「いわきゆったり館」内に、市民の健康づくりをサポートする専門職を配置する。

 配置するのは健康運動指導士や管理栄養士ら。市民から運動や健康の相談を受け付けるとともに、健康づくりに向けた指導も行う。運動習慣や生活習慣改善の動機付けに努め、市民の健康長寿実現につなげる。

 同施設の利用者以外の健康に関心が薄い市民にも活用してもらうため、周知を図る方針。施設の空きスペースを活用し、専門職が活動する予定。市は昨年を「健康元年」と位置付け、健康づくり専門の部署を設けるなどしてきた。

 清水敏男市長は、本年の重点施策の一つとして「健康長寿の実現を目指す」と述べ、引き続き健康づくりを推進する考えを示した。