学食で野菜モリモリ!会津大にヘルシー定食 短期大学部が考案

 
「やさいたっぷりタコライス」「さっぱりマリネ」「コンソメスープ」の3品

 会津大短期大学部(会津若松市)の学生が考案したオリジナルの減塩ヘルシーメニューが16日、同市の会津大学生食堂で提供された。食堂を利用した学生らは野菜の摂取量や減塩に考慮した料理を食べ、自身の健康について考えた。

 県主催の「チャレンジふくしま県民運動」の一環。食育を通じた健康意識の醸成を図ろうと、県と食物栄養学科のある大学が連携して実施している。同大で第2弾となる今回は小林未希講師のゼミに所属する2年生7人が考案した、「やさいたっぷりタコライス」「さっぱりマリネ」「コンソメスープ」の3品を提供した。今回のメニューでは、1日に必要とされる野菜の摂取目標量350グラムの半分以上となる215グラムの野菜を摂取できる。

 この日は学生らが、ヘルシーメニューを注文した利用者にチラシを配布し、減塩の大切さを呼び掛けた。同ゼミの阿久津陽向さん(20)は「学生の食事はカップラーメンなどが多い傾向にある。食生活を見つめ直して減塩に努めてほしい」と呼び掛けた。